ちょもらんまひがしの伝説

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フォロワーさんのアドバイスで

気分転換に小説を書いてみました

実際に書いてみて、小説を書くのがこんなに大変だと思いませんでした

読み返してみても、公開するのが憚られますが

せっかく書いたので、、、、

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プロローグ

汗が落ちる

喧騒のなかのリングでちょもらんまひがしは息を切らしながら揺れる

タンクのような強固な肉体は今にも崩れそうだった

満身創痍の中で、走馬灯を首を振って払いのける

その一瞬、相手が素早く間合いを詰めて右ストレートを放つ

すれすれで躱したと同時に、ちょもらんま東は下から鋭いアッパーを顎めがけて一直線に振りぬく

刹那の出来事だった

そして、それは長きにわたる日々の終点となり

ちょもらんまひがしは伝説になった

第一章 

深夜2時、トラックにある荷物を小さな巨体がコンテナへ運んでいる

「おい、そっちじゃないっ」

「すみません、前が見にくくて」

あたりは吹雪で歩きにくい悪路の中、足を進めていく

「はい今日の分な」

「ありがとうございました」

礼儀正しく挨拶をして家へ向かう

東 猛(あずま たける)は母親が大好きだった

女手一つで猛を育てたが、猛が小学1年生の時に突然姿を消してしまった

身寄りはなく、猛は施設に預けられることになった

それから3年が経ち、猛は母親を探すため、周囲には秘密で闇のアルバイトをしていた

何を運んでいるかは知らされていないが、深夜に人影ががない場所でコンテナに物を運ぶ仕事だ

猛は小学4年生だが、人並み外れた力と体力があり、大の大人が2人で運ぶ荷物も一人で運ぶことができた

そのせいもあってか例外的に採用され、割高な給料で働くことができたのだった

アルバイトが終わり、帰路を急ぐ

まだ日が昇らないうちに家に帰ることができた

初めは慣れなかった施設での生活は、今となっては家と呼べるものになっていた

裏口から入り、部屋へ向かう途中で

「どこにいってたんだ?」と後ろから声をかけられる

振り返るとそこには同級生の算(かず)が腕を組んで立っていた

「カズこそ、どうしてこんな時間にここにいるんだよ」

「時々夜に猛が出ていく姿が見えて気になっていたのよ、こんな遅い時間にどこに行ってたんだ?」

こうなるとカズは答えるまで引かないことを猛は3年間の生活でいやという程分かっていた

高尾算(たかお かず)は、同時期に施設に入った同い年の少年だった

二人はすぐに意気投合し、いつも行動を共にしていた、

「二人に隠し事はなし」が二人のルールだった

今まで聞かれたこともなかったし、いう必要もないと思っていたためルールを破っていたわけではないが、今回ばかりは言い逃れできなさそうだった

夜な夜な外出していることを先生に伝えられでもしたらまずいことになるとも思い、猛は経緯を説明した

母親が失踪したこと、それを探すためにお金が必要な事をそれとなく伝えた

「猛も大変だったんだな、俺なんて両親の顔すら覚えてないのにさあ」

「俺もはっきり覚えているわけではないんだけど、優しかったことは覚えているんだ、突然いなくなるなんて信じられないだけさ」

「いいと思うぜ、そういうの、俺も夢があるんだ」

カズに夢があるなんて、初めて知った

夢の話なんて今までしたことがなかった

「夢って、どんな?」

「プロボクサー」

突拍子もない答えにびっくりした

カズは同学年の中で一番の学業成績で、先生たちによく褒められていた

また、体格も線が細く格闘技に向いているとはいえないものだった

「なれるといいな」

と猛はそれとなく返した

この時の猛は、二人の数奇な運命を知る由もなかった

続く

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