よく似ている「うなぎ」と「あなご」
みなさんは「うなぎ」と「あなご」の違い
分かりますか?
今回は「うなぎ」と「あなご」の違いを
様々な視点から探っていきたいと思います
うなぎとは

うなぎはにゅるにゅるとした細長い生き物です
うなぎは皮膚でも呼吸ができる特技を持っており
身体が湿っていると陸でも生きることができるとか
離れた池まで陸地を這って移動したことも確認されています
しかし、えら呼吸が主であり
両生類ではなく魚類に分類されます
うなぎは体表に粘液があり、絶壁でも登れてしまいます
そこから「鰻上り」という言葉の由来になったようです
ちなみに嗅覚が優れており
なんと犬並みの嗅覚を持っています
うなぎは回遊魚

「うなぎ」は海水で産まれ、一定の大きさになるまで海水で育ちます
大きくなったら大半の時間を淡水ですごし、海水で産卵します
(海水→淡水→海水)
これを「降河回遊」と呼びます
「サケ」は
淡水で産まれ、海水で大半をすごし、淡水で産卵する
「遡河回遊」(淡水→海水→淡水)
「アユ」は
淡水で産まれ、海水で育ち、
淡水で大半をすごし産卵する
「両性回遊」(淡水→海水→淡水)
二ホンウナギの一生は以下の通りです

https://www.jfa.maff.go.jp/j/saibai/attach/pdf/unagi-183.pdf
うなぎは美味い

うなぎは栄養価が高く
タンパク質だけでなく、各種ビタミン等の補酵素を多く含みます
栄養があるだけでなく、なんといっても美味いです
ちなみに
二ホンウナギの稚魚であるシラスウナギは
性別はありません
成体になってはじめて性別が決まります
しかし、なぜか一般的な養殖場で育てると
99%がオスになってしまうようです
とっても不思議ですね
ほとんどがオスであるため
卵を孵化させるて育てる
完全養殖ができません
近年、餌にホルモン剤(イソフラボン)を混ぜてメスにさせるといった方法で完全養殖に成功した例もあり、現在は本格的な実用に向けてさらなる研究を進めているところです
戦後、養鰻池が復興し始めるのが昭和23年~
稚魚を捕獲して、養殖し、産卵させずに消費したら
それは必然的に稚魚は減りますよね、、、

https://www.jfa.maff.go.jp/j/saibai/attach/pdf/unagi-183.pdf
あなごとは

あなごはウナギ目アナゴ科に属しており
うなぎの仲間ですが
うなぎではありません
私たちがよく口にするのはその中でも
マアナゴがメジャーです
あなごは海水魚
海水魚であり、
産まれてから死ぬまで海で過ごします
砂や泥の中を好み、夜間になると活動し始めます
肉食であり、小魚や死骸などを食べ
「海の掃除屋」とも呼ばれることも
釣りをされる方は夜が狙い目です
あなごも美味い
うなぎだけでなくあなごもとても美味いです
鰻と比べて、とても柔らかいです
たんぱくな味わいで品があります
おすすめのあなご屋さんはこちら

日本橋 玉ゐ(たまい)| あなご専門店 (anago-tamai.com)
玉ゐのあなごは絶品です
日本橋にある本店は歴史を感じるほど古い木造屋で
特別な雰囲気で食事ができます
一度訪れてから、その味と雰囲気に魅了され
何度も足を運んでいます
なかでも看板メニューの箱飯はおすすめ
中箱以上だと「焼き」と「煮」が両方選べるためお得です

あなごはうなぎよりも謎が多い
あなごはうなぎよりも生態研究が進んでいません
うなぎは近年、産卵場所やメカニズムについて判明していますが
あなごに関しては詳しい生態について正確に分からないのが現状です
ちなみに
鰻と違い、養殖は進んでおらず、
基本は成体を漁獲しています
漁獲量は日本近海での韓国の密漁が度々報告されており
年々減少傾向のようです

出典:水産総合研究センター
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「うなぎ」と「あなご」の違い
生態が違う
前述したとおり
うなぎは回遊魚、あなごは海水魚
の違いがあります
口で見分ける
うなぎは下あごが長く
あなごは上あごが長いです
苦手な方もいらっしゃると思うので
写真は控えておきます
味で見分ける
うなぎは脂がのっており、
あなごはヘルシーです
まとめ
うなぎとあなご
見た目は似ていても
生態や漁獲方法などは大きく異なります
お寿司屋さんでうなぎやあなごを食べるときは
味の違いだけでなく
口に運ばれるまでの過程を意識してみると
違った味わいになるのではないでしょうか
うなぎもあなごも美味しく頂きましょう!!